JGC2008 2日目 8/24(日)


今日はほとんどボードゲームの体験プレイをしていました。
というのも当日参加だとフリープレイルームに入ることも
企業主催コンベンションに参加することもできないので、
物販のボードゲーム体験プレイか、一部のトークショーを聴きに行くほか
選択肢はないのです。
もっとも置き場的にそう軽々しく購入できないボードゲーム
あれこれ試せるので不満はないのですが。


参加したイベントはトークショーは1つ。

  • 「Role&Roll新作発表会」


個人的に気になった部分だけ記録。


シャドウラン』のサプリは翻訳はできているものの
本家周辺の買収騒ぎの余波が1年くらい遅れてきているとか。
具体的には契約更新のサインが届かないらしい。
そうか、買収によりシリーズ展開が再開されて嬉しいゲームもある一方
下手するとこういう問題もあるんだなあと思いました。


個人的に期待しているごきんじょメルヒェンRPG『ピーカーブー』は
同じ冒険企画局のアップルベーシックのような雰囲気を目指しているとか。
OK、把握した。そして期待がふくらんだ。
形式もアップルベーシック同様、リプレイとルールが半分ずつらしい。
今月号の『Role&Roll』にも載っていますが、子供とお化けのペアでプレイするらしいが
またカップル向きTRPGとか言われるのだろうか。


以下はプレイしたボードゲーム


競りゲーム。ボード上に複数ある市場ごとに入札の終わる条件が異なるのがポイント。
各市場の入札終了条件がややトリッキーなこと以外はとりたててクセのない
バランスのほどよいゲーム。


あちこちで絶賛されているのでプレイしてみたところ、評判通りとても面白かった。
基本はラウンドの開始時に自分の色の12枚のカードの中から5枚を選び、
ラウンド中はそのカードを順にプレイしていくだけ。
カードがダブったときは後から同カードを出した人はそのカードを“乗っ取る"か
副次的なボーナスだけもらってスルーするかできる。
乗っ取りに成功すればそのカードの主ボーナス効果を得られるけれど、
後の手番の人に更に“乗っ取られる"可能性もある。
 「(カードを出しつつ)このカード通る?」
 「残念ですが通りません(と言いつつ同じカードを出す)。」
 「あぁ、やっぱりというか、やっちまった。」
そんなノリ。


シンプルなのに読みあいや計画性の要素もしっかりと入っている良ゲーム。
『あやつり人形』のようにサークルなどの定番ゲームになりそうな気がします。
プレイ時間もほどほどですし。


子供向けゲーム。ボード上にある執事コマを手番にダイスを振って動かし
、止まったマスに敷いてある絨毯の所持者へコストを支払っていくゲームです。
マラケシュ』のリメイクだとか。


手番には空いているマスや他人の絨毯の上に自分の絨毯を敷いていくことができるのですが
このゲームについている絨毯は紙ではなく、本物の織物です。
それがなんともいえぬ雰囲気を醸しだしており、
「さぁ、この上をお歩きください!」(そして立ち止まってコストをお支払いください。)
という気分になってきます。


ゲームの内容だけとると結構シビアなゲームなのですが
「さあ、こちらへどうぞ!」という嫌味な雰囲気がが子供だけでなく大人も楽しくプレイできる
ゲームにしています。


ボードが付属していますが、デッキやカウンターを置くためだけのもので内容はカードゲームです。
他のプレイヤーに酒カードを置いた酔っ払い度を上げたり、特殊カードを使って精神力を下げたりし
酔っ払い度を精神力以上にさせて脱落させていきます。
あとギャンブルカードで相手の所持金を0にして脱落させることも可。
主にゲームは特殊カードの攻防となるのですが、その内容がえげつないものばかり。
(よい意味で)まごうことなきバカゲーです。
格段に似ているわけでもないのですが
なぜか『ダイナマイトナース』のカードゲームを思い出しました。


陣取りゲーム。
碁盤のマス目上のボードに自分の色のタイルをできるだけ繫がるようにして置いていきます。
最終的に自分のタイルでできた「島」の数が一番少ない人が勝利します。
制限はありますが、他人のタイルを除去して自分のタイルを置くことも可能
なので妨害も結構重要。
シンプルながらなかなか頭をひねらせる、というか結構カツカツなゲームです。