FFG社が指輪物語の新作ボードゲームのサイトを公開

Fantasy Flight Gamesのサイトに指輪物語の新作ボードゲーム『Middle-Earth Quest』のページができています。発売日は書かれていませんがゲームショップの予約ページを見ると今年の秋頃の模様。 なお、昔でていたI.C.E.の同名のゲームブックシリーズとは関係ありません。

  • ゲームの概要
    • プレイ人数は2〜4人。プレイヤーの1人がサウロンを担当して、残りのプレイヤーはヒーロー側となってサウロン側の計画を阻止する。
    • 舞台は原作と同じ中つ国北西部で、時代はビルボの誕生祝いからフロドの旅立ちまでの間の17年間。
    • ヒーローは小説キャラではなく作成済みのオリジナルのキャラ5種。(ローハンの騎手、ゴンドールの貴族、アルノールの野伏、森エルフ、ドワーフ)。各キャラクターにはそれぞれ特殊能力と専用のカードデッキがある。
    • ヒーロー側はガンダルフの計画を助けるためにゴクリを探したり、イシルドゥアの最期に関する情報を集めたり、モルドールの情報を探ったり、ホビット庄を守ったりする。
    • 戦闘は単純。手札から戦闘に使用するカードを選び、相手と同時にオープンしてダメージを決める。
    • 地域間の移動にカードを消費する。つまり遠くへ移動すると戦闘などが苦しくなる。


 またしてもキャラクターロールのあるボードゲーム。Fantasy Flight Gamesはこのタイプのゲーム好きなのね。でも、指輪物語をベースにしたボードゲームなのに、プレイヤーが小説キャラやどこかの勢力ではなくオリジナルキャラを使用するというのは珍しいかも。ユーザーがキャラを自作できる余地を残してTRPGに近づけようとしているのかな。単に追加キャラ・シナリオ・デッキをだすための布石なのかもしれませんが。